
2019.07.24
知多半島案内 Vol.42『第21回 旬感in知多半島 で知多半島の旬を感じる』
知多半島案内 Vol.42『第21回 旬感in知多半島 で知多半島の旬を感じる』
みなさんこんにちは!知多半島の情報誌『EDIT知多半島』のライター田村です。今回も知多半島へお越しの際にぜひ知っていて欲しい情報をお伝えいたします。
梅雨もそろそろ明けそうな時期になり、知多半島中の売り場は様々な野菜で賑わう時期となりました。道路を走っていると、畑にはたわわに実ったトマト、キュウリ、ナスなどよく見かけます。そんなこの時期に、前回もご紹介いたしました知多半島の旬を様々なシェフの作る料理で楽しめる『旬感in知多半島』が大府市で開催されていましたのでご紹介したいと思います。

今会場は、知多半島中の生産物が集まる有名施設内
前回は日間賀観光ホテルで開催された旬感in知多半島。今回は、生産者が様々な産物を持ち込み販売しており、地元住民はもちろん観光客にも人気な大府市の『げんきの郷』にある食彩処だんらん亭で開催されました。今回も大盛況で、受け付け開始の17時を過ぎると続々と人が集まってきました。
今回の講話者は愛知道路コンセッション株式会社の吉田純也さん
本イベントで恒例の食事前の講話では、愛知道路コンセッション株式会社の吉田さんが、知多半島道路にある大府パーキングエリアや阿久比パーキングエリアでの取り組みなどをお話ししていました。知多半島の食材を利用したメニューを、トップパティシエ辻口氏と有名イタリアンシェフ奥田氏、和食界のホープ笠原氏の3人のシェフが開発し、販売しています。ちなみにパーキングエリアについては以前にご紹介していますので、こちらの記事をぜひご覧ください。講話を聴こうとたくさんの人が耳を傾けていたのが印象的です。講話後にもいくつか質問が飛び交い、関心の高さを感じました。


お待ちかねの知多半島の旬を感じる時間がスタート
前回も驚いたのですが、今回もやはり驚きます。ジャンルも違い、それぞれの店舗で代表を務めるような料理人たちが一同に集い、そしてひとつのテーマに対してそれぞれの力を尽くしたものがコースとして提供されるのですから当然でしょう。いつもと少し違ったのは、岡崎市にある「ちゃのま」のオーナーシェフ浅井満芳さんが料理人として初参加されたことです。浅井さんが皆さんにお出ししていたのは、店舗ホームページのイメージからも伝わってくる、野菜がゴロゴロと入ったスープでした。焼いたナスの香りが香ばしく、とても印象的でした。

日間賀観光ホテルからは、ウニ!
日間賀島からは、立派なムラサキウニを贅沢に食べられる2品が提供されていました。今頃は日間賀島ではムラサキウニがおいしく食べれる時期で、今年はバフンウニよりムラサキウニとのこと。今までは日間賀島から届いたお造りを出すイメージだったのですが、今回は季節のムラサキウニの刺身と、より美味しく食べる提案として蓴菜のゼリー寄せとの2つの料理が登場し、そこら中のテーブルから「おいしい」や「贅沢だね」という言葉が聞こえてきました。


今が旬の食材を学んだら、食べてみよう!
梅雨でうっとおしい日が続くものの、もう終わりもすぐそば。そんな今の時期に知多半島でおいしいものを学んで食べる贅沢な時間でした。当イベントは人気で、なかなか参加することも難しい状態が続いていますが、料理人たちの店はいつでも歓迎してくれるはずです。気になったメニューや素材、そして料理人を決めたら、あとは予約を取るなりしてお店でおいしく食べるだけです。旬は想像しているよりあっという間に過ぎてしまうものです。思い立って今こそ、ぜひ知多半島の各所へ足を運んでみてはいかがでしょうか。日間賀島のウニも、今のうちにどうぞ。

次回の記事もお楽しみに!